第2話 決断 あらまし [真田丸]

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第2話 決断 あらまし

岩櫃城を目指す信幸(大泉洋)・信繁〈堺雅人〉一行は、
兵糧を狙う農民の一向に襲われます。

鍬や鋤を持たない農民の落武者狩りを見て、
劇っぽい感じがしてなんか可笑しくなりました。

信繁の姉・松〈木村佳乃)が農民に連れ去られそうになります。
しかし、信繁はその農民を斬るのに躊躇します。

その時、信幸が現れ、農民を一刀の下に切り捨て、
「一族のために戦え」と信繁を一喝します。
信繁は自分の甘さを痛感するのでした。

農民たちの追撃をかわした信幸・信繁一行は、
農民の姿に身をやつしてひたすら岩櫃城を目指し、
迎えに来た昌幸(草刈正雄)隊と出会います。

一方、武田勝頼〈平岳大)は小山田信茂〈温水洋一)の裏切りで
行き場を失い、武田家祖先の墓がある天目山栖雲寺(せいうんじ)を
目指していました。

逃走するお供の兵士が続出し、新府城を出た時は600人だったのが
46人にまで減っていました。
450年の歴史を誇る名門・武田家の滅亡は目前に迫っていました。


勝頼一行は、途上の田野で織田方の滝川一益(段田安則)隊に見つかり、
勝頼は嫡男の信勝や正室の北条夫人とともに自害します。



武田信玄(林邦四朗)は、今も山梨県では「神」に近い尊崇の武将です。
しかし、「家名の存続」という当時の武士の守るべき最も大事なこと
を遂行できなかった点では、どうかと思います。
 

武田家の滅亡は、信玄が招いた結果です。
信玄は川中島の戦いで弟・典厩信繁という支柱を失い、
嫡男の義信を謀反の疑いで自刃させています。


また、勝頼を後継者として教育することを怠り、
信玄の遺言は信勝を武田家の当主とし、
成人するまでの後見人とするものでした。


武田家における勝頼の地位が不安定な上に、
諏訪家の出自は家臣団との溝を広げていったようです。


勝頼は信玄のように国衆たちを抑えるだけの
力も才もなかっただけに、信玄のツケを背負った
悲劇の武将と言えるように思います。


岩櫃城に落ち着いた真田家一行は休むまもなく、
家の存続のために軍議を開きます。
最後は昌幸の決断で織田信長(吉田鋼太郎)に
臣従することを決定します。


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